京大から出版される「ヒトゲノムマップ」
74 days ago
一般の人にもわかるヒトゲノムの本が出版されるそうだよ。2006年に文部科学省のプロジェクトとして公開されたヒトゲノムマップを作った方が著者なんだって。まだ読んでないけど、面白そう!
ヒトゲノム、分かりやすく
京大院生が入門書
人の染色体を並べて遺伝子とその役割を説明したポスター「一家に1枚ヒトゲノムマップ」を制作した京都大大学院生が人とゲノム(全遺伝情報)について解説した入門書「ヒトゲノムマップ」(京都大学学術出版会)が出版された。大学院生は「生命についてさらに深く知りたい高校生や先生はもちろん、健康情報が気になる一般の方にも読んでもらえれば」と話している。
■寿命や血液型、瞳の色…遺伝子から説明
京都大生命科学研究科大学院生の加納圭さん(28)が、文部科学省が企画して全国の小中学校や高校に配布された「一家に1枚ヒトゲノムマップ」(2006年)の「公式解説書」として著した。多くの人が遺伝やゲノムについて学校で学んでいない現状に「人に内容を絞れば分かりやすいし、自分の体の中のDNAへの興味につながる」と、マップで書き尽くせなかった内容を盛り込んだ。
前半はゲノムの基礎知識、遺伝や進化でのDNAの役割や個人差の意味などについて図解を交えながら解説。後半は血液型や瞳の色、寿命など身近なテーマをゲノム、遺伝子から易しく説明している。遺伝子がすべてを決めるのではないことなど、誤解の多い点も丁寧に解説した。
付録として「一家に1枚ヒトゲノムマップ」と、マップに掲載できなかった遺伝子の解説を収録した。文中に登場するさまざまな遺伝子の位置や役割をマップで確かめることができる。
加納さんは「DNAと健康についての科学的な考察や、個人の遺伝情報を守る大切さなども知っていただきたい」と話している。2200円(税別)。
京都新聞2008/6/16
